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3章:金の猿 (2/4)

グラスシャンパンを二つオーダーし、ナナと太郎は『太郎君就職おめでとう!社会人太郎君の未来に乾杯』カチン!と乾杯をした。 お互い好き嫌いがなく、食べるペースも一緒で本当に気も合う二人だった。 年齢だけが13歳離れてナナが既婚と言うのは事実。 旬なお刺身やアボガドサラダ、鰺のマリネ、ヒレ和風ステーキ、デザートの抹茶アイス、コーヒーをオーダーし太郎君がお支払いをしようとしたので、その前に壱万円札を渡し、太郎君が支払ってねとさり気なく渡した。
太郎のゴチしてくれる気持ちだけで十分なナナだった。
二人は井の頭公園に向かった。
公園の入り口から、いきなり太郎が手を繋いで来た。ナナはとっても嬉しくて、胸がまたドキドキした。
暫く夜の公園を散歩してベンチに座り手は繋いだままナナの右手と太郎の左手は繋がり、もう片方の手同士も繋いだ状態であった。ナナの左手の薬指の指輪をくるくる回し抜こうとしている太郎がいた。
二人共、俯き少し真剣な照れた表情でお互いを見つめ合いまた太郎からキスをしてきた。 ナナは嬉しく二人は飽きる程、待っていたかのようにディープキスをしつづけた。
ナナはこんなに熱いキスは生まれて初めてだったので中学生の恋のような気持ちであった。
今までの恋はホテルが目的みたいな全部ホテルで済ませてたからだった
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フェアモントな恋 ©著者:桜海

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