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8章:味方?
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外に出たは良いが帰れない。
私は一体何をしてるんだ。
何のためにこっちまで来て働いてるんだ。
自分がどこまで上り詰めるか試したかった。
その為にどんな事もした。
味方にしとくべき人間を
解っていたはずだった。
結局働いても働いても
指名なんて伸びない。
何の為に働いてるのか
わからなくなった。
涙もろくなったのか
歩きながら道に座り込んで泣いた。
こんな事で泣くような
弱い女じゃないのに。
自分がとても惨めに思えた。
?「座り込んじゃってますけど大丈夫ですかー?立てますかー?」
ん…
この聞き覚えある声。
恐る恐る顔をあげる。
ゆ「うわっ
アスカちんかよ
俺めっちゃ酔い潰れてる人いると思ったからコンビニで水買って来てあげたのにアスカちんかよ
笑」
ア「………うわって何だよ。私じゃ悪いかよ。」
ちっ…よりにもよって
ゆうごかよ。
最近よく会うな…。
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