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8章:隣 (8/8)



私も息を整えながら
彼を見上げる


ほんとに綺麗な顔…

耳元から聞こえてくる
甘い鼻声な彼の声…


全部が愛しい。


こんな美しい人に
心から愛されてみたいと
思った。

「懍、愛してるよ。俺が幸せにしてやる。」

彼はそんな私の心を
を悟るように囁く

こんなくっさいセリフ
だけど彼が言うと
そんなこと関係なくなる


…嬉しい。

でもどこか不安になる
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格差社会 ©著者:茅乃@味噌

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