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1章:12月12日 (1/1)

1章:12月12日


ウサギのきなこちゃんが亡くなってから一週間。



働き詰めだった。



寂しさも悲しさも忘れるため。



でもすぐに身体にガタが来た。



…年だから



だって無理なんです



今まで箱ヘルにいた私。



タクシー乱用だった私。



デリヘルと言っても人妻店だから?



近場のホテルまでは歩かされるなんて思ってなかった



ないに等しい体力はすぐに底をつき。



2日間休むなんて事態に。



でもふと気付いたら体力が回復していて。



回り出した思考は、一週間前に亡くなったきなこちゃんを思い出して泣いていました



会社は正月休みに入るけど、離婚したばかりで実家に帰るなんて出来ない年末。



きなこちゃんが居てくれたらどんなにか楽しい年越しだっただろうと。



泣きながら、うどんを茹でて食べた。



食べ終わって胃が落ち着いたら、自然と涙も止まった。



腹が膨れれば思考もまともになる。



人間て現金だね

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風俗記 ©著者:エル

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