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11章:−こども心− (18/18)

だから一切オヤジの話は出さなかった。
昼間母さんが何をしてるか知らないけど、やる事やってるんだし。
家庭を壊す事はない。

オヤジが言うように、確かに最近急激にきれいにはなった。
オヤジの為だとしたら、報われないよな。


エナ『なんかお母さんって呼ばれる雰囲気じゃないですよね。ウチは父親しかいないのでよくわかんないけど。周りのお母さんとかとは違う。』


俺『いないんだ。一緒に住まないの?』


エナ『大学入る時に、父親が気を遣ってくれて。年頃なんだし1人暮らしして彼氏作ったりしろって。』


母さん『恥ずかしかったのかね


エナ『たぶん。だから最初離ればなれになった時は、あれはどこだ、とかいろいろしてきてました(笑)』


母さん『可愛いお父さんね。』


エナ『ウチは年がいってからの子供だから可愛がられてましたね。』


俺『母さんは?』


エナ『年がいってからの子供だから身体がもたなくて、アタシ生んでから10年やっと生きたって感じだった。今はだからお墓ん中。』


俺『そっか。頑張ったんだな。』


エナ『記憶あるし良かったよ。』


母さんが一瞬うつらうつらしていた。



俺『母さん眠い?』


母さん『え?あらごめん、ごめん。』



最近オヤジの帰り遅いしな。



俺『片付けとくから先に寝たら?たまには。』


母さん『せっかく可愛いお客さんいるのに?あ、邪魔なんでしょ。良いもん、先に寝ますよーだ』


俺『はいはい、邪魔です。まだ俺らしばらく起きてるし。』


母さん『はいはい。エナちゃんまたね。』


エナ『はい、深夜にすいません。美味しかったです。』




母さんはおとなしく部屋に行った。




エナ『お父さんいつも遅くまで仕事してるの?』


俺『んー…なんつうか、よくわかんない。浮気してるかも?みたいな。証拠ないしね。』


エナ『へえ、男って駄目ね。いつまでもハンター気取りで。』


俺『俺はもう違うよ?元々女の子に興味なかったんだけどね。』



エナ『嘘ばっかりまあ良いけどね。』





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