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8章:−歪んだ愛情表現− (2/8)


最近誰かに見られてる気がする…。


昼間でも夜でも。




長谷川『私が毎日送り迎えしましょうか?』


アタシ『大丈夫です。旦那さんが不安がるし、そんな距離ないし。』


長谷川『何かあったらすぐ連絡くださいね』





とあるホテルで長谷川さんに抱かれた後の会話。

今だに長谷川さん、リーチとは繋がりがあった。
だってバレなきゃ傷つかないでしょ。
うまくやらなきゃね。



アタシ『アタシ先に出ますね、また。ンッ』



熱いキスをして部屋を出た。
長谷川さんのスマートな会話や仕草が落ち着く。
今日もまたPresentを頂いた。


最近は指輪が多い。
ちょっと気が重くなるPresentだ。
ま、でも良いか。
強要しないしね。





7時あたり
子供たちはバアバんちにお泊まりしに行ってるから、誠一郎の好きなものだけを作れば良い。



アタシ『帰って来るのは9時半過ぎだって言ってたから…』


☆『あの…これ落としましたよ』


アタシ『あ、すいません。有難うございます』




顔が見えないくらい深めに帽子をかぶっていた。




渡されてすぐいなくなってしまった。





アタシ『おかしな人



10分で買い物を済ませた。結局冷蔵庫にあるもので煮込みを作れば良いってなって。



まただ…
誰かに着けられてる?

後ろを振り向きたくても向けない。足早に家に向かった。



勢いよく、チャリが近づいて来る音がして端に避けたらバックではなく胸をタッチ?捕まれた。

びっくりして声が出なかった。



何、今の…。
怖い。



後ろ姿しか見えなかった。
青いシャカシャカのジャージに黒髪だった。チャリも青かった。





急いで家に入り、鍵を閉めて電気を家中つけた。





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…愛のかたち… ©著者:愛希

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