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7章:−女の恨み−
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アタシは30歳をとっくにすぎていた。
ネットもかなりうまくいっていたけど一平とはたまにしか会わなくなっていた。
たぶんお客さん掴むのに、枕をしているのだろう。
たまにアタシが事務所から出ると女性客があからさまな態度をとるから。
アタシは軽く会釈をして、その場からいなくなる。
前までは、時間差で一平が追いかけてきてフォローしてくれていたけど。
アタシとのHは今では事務所
それでも相変わらずアタシのツボは知ってるからその場は許してしまう。
それよりも最近出世した誠一郎が、残業週間なくなったくせに、たまに遅かったり接待ばっか入ったりして、家にいない事が増えた。
意味不明な領収書も見つけちゃったし。
だけどアタシは何も言わず、居れば夫婦の営みはしていた。
海羽や大海もそおゆうのがわかる年頃になっていたから、顔には出さないようにしていた。
今のストレス発散は、長谷川さんかリーチだった。
今でもリーチが作る香水をつけているし。
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