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7章:−女の恨み− (7/21)


一方誠一郎は。




とにかく何がバレたんだ?
今日会社行っても問い合わせはなかった、なんて言ってたし。


愛希は探る事なんて今までなかったし。









おっと



『もしもし、誠一郎くん?旅疲れはなかった?』


『なかったよ。良い旅だった。★は?』


『楽しかったし、本当に旅行出来て嬉しかった。口だけだと思ってたから。なんか…愛感じた、みたいな。』


『俺もだよ、また行こうな。』


『奥さん大丈夫?完璧にやれたんだよね?』


『それがさあ…実家に帰ったんだよね。ひどくキレてるみたいでさ。もしかしたらバレたかも。』


『え…アタシたち、別れなきゃいけないの?』


『家族優先だからな。最初にお互いの決め事だったろ?』


『いや…あんなに愛してるって言ってたじゃん。あんなにHしたじゃん。本当は騙したの?』


『騙すなんて、そんな事しないよ。ちゃんと好きだよ。』


『足りない…』


『えっ?』


『それだけじゃ伝わらないっ』


『愛してるよ。』


『今から会いたい…』


『無理だよ。家族のことが片付くまで動けない。明日会社で。』


『またそーやってはぐらかす。家族、家族って。アタシもちゃんと人間なのに』


『困らせるなよ…。明日…な?昼飯一緒に行こうな?』





こうゆう時、女ってわざと駄々をこねるんだよな。
なんか懐かしいけど。


愛希を手に入れるまで、遊んでた女がそうだった。たまになら可愛いんだけど、非常事態の時はやめてほしい。




残業週間の時に出会った。仕事仲間として。


お互い子供の話で盛り上がって、いつのまにか2人きりになっていた。



顔立ちは普通だけど、なんか、魅力的な女だった。
仕草がとにかく女らしくて若さもあって、肌がきれいだった。




俺は見惚れていたらしい。愛希と会ってちゃんと毎日会話していたら、そんな事にはならなかっただろう。

愛希もpartyだの、仕事だので忙しくしていたからなかなか時間が合わなかった。





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…愛のかたち… ©著者:愛希

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