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6章:−兄弟どんぶり− (2/33)


誠一郎の残業週間が終わって、また平和な生活が始まった。


海羽が小学校行って、大海が保育園に行ってる間がアタシの唯一自由になる時間




買い物にでも行くかな。
なあにしようかな。




駅まで歩く。
ぼーっと。
日差しが柔らかくて、なんだか気持ち良いなあ。



ぐいっ
『危ない


アタシ『え…?』


『赤ですよ、信号


アタシ『あ、すいません。つい気持ち良くて。』


『気を付けてくださいね』



よく見ると、若い
勇太郎くらいかなあ。
あいつ元気かなあ。




助けてくれた人が一瞬アタシを見つめた。
リーチと同じように目が色素薄い色をしていた。



アタシ『あなた、目がきれい


『はあ?どーも。』


アタシ『じゃー、これで。』


『あー、だからまだ赤です』


アタシ『駄目ね、アタシ(笑)お名前は?アタシ愛と希望の希って書いてひかり


『悠吾です。』


アタシ『悠吾さんね。助けてくれてありがと。ちょうど喫茶店行くんだけど、お時間あるならいかがですか?』


悠吾『ナンパですか初めてだな。行きますか。』


勇太郎みたいに長身でスッキリした筋肉質な感じ。細身のスーツがよく似合っていた。


顔は…特に特徴があるわけではないんだけど、とにかく目がきれいだった。





スタバに入る。



アタシ『営業さんか何か?』


悠吾『はい


アタシ『爽やかだもんね。旦那も営業だから。同じ匂いがする


悠吾『主婦ですか。見えませんね。』


アタシ『ありがと優しいね』


悠吾『本音です



年はやっぱり勇太郎と同じくらいで、休みはサッカーをしているらしい。



アタシ『だから、筋肉質な感じがするんだあ。素敵子供がやんちゃだから二の腕は筋肉質だよ』


悠吾『子供までいるなんて、びっくりだなあ。』


アタシ『上が小学校一年生の女の子で下が四歳になるの。』


悠吾『へえ立派にお母さんですね』



なんて話をしていた。
帰り際に、よくこのあたりに来るらしく連絡先を交換した。




悠吾『しますね


アタシ『主婦は案外暇な時間があるから、楽しみにしてるね。お仕事頑張って』


悠吾『珈琲ご馳走さまでした、また





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