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7章:そばにいたい… (5/5)

リコは自分のカバンの中から、

卓上カレンダーを取り出すと
僕の机の中からペンを取り出し、8月13日のところにハートマークを書き、


「初キス」


「えっ!!」と思ったのもつかの間
リコの唇が僕に、触れたのだ。


僕はどうすることもできずにいた

リコは僕に抱きついたまま


「キョウがずっと、ずっとお姉ちゃんを好きでいてくれるのは嬉しかった。
でも、立ち直れていないキョウを見ているのは辛い。
私は、お姉ちゃんみたいになれないかも知れないけど、
キョウのそばに…
お姉ちゃんの変わりに今度は私が、ずっと、ずっとそばにいたい…」


その言葉を聞いて、

急に「キョウ」と呼んだ意味が、分かった。


リコの顔に涙がつたうのがうっすら見えた。
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天国へ旅だった君へ ©著者:kyo

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