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7章:ユウヤ (1/8)

7章:ユウヤ

「俺今、逃避行中やねん。」

「とうひこう?」

「うん、オカンがわからず屋やから家出た。」

それからユウヤは、延々とルミさんがいかに『わからず屋のババァ』か話し続けた。

でも私は、少し遮断をはずして聞いていたから、その言葉の全てに母親へと愛情が含まれていることがわかっていた。





「俺に会ったこと内緒にしといてな。」

「いいけど、元気でやってるって電話だけはしてね。」

「電話なんかせんでもええねん。」

「ダメっ!しないとルミさんにバラすよ。」

「マジでやめてくれ。わかったから…」





私はふと不安になった。

違法な深夜営業。
ミテコを働かせる店。

ユウヤはこの店にいて大丈夫なんだろうか?
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夜蝶〜アリサ〜 ©著者:茉莉花

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