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5章:事実 (1/10)

5章:事実

アイの情報はもう十分だ。

あとは、時間つぶしの会話。

帰ろうとすると案の定ハヤトが「番号教えて」と言ってきた。

「なんか用あったらユリアに言うて」

(あれ?普通ならここで番号教えるやろ?女同士の友情なんか、男が絡んだら関係ないやろ?)

「マリエちゃん、なんかマジメやな。見た目フマジメやのに。」

ハヤトは精一杯の嫌味を言っていたが、私はにこにこしながら、じゃあ今度はユリアと来るね、と席を立った。

店にいる間に、ハヤトの中でユリアがどんな存在か、十分過ぎるほどわかった。

完全な客。この男、枕も平気だ。

家に帰って少し眠ってから、恐らくアイがいるであろうショップに向かった。

日曜日だから、出勤しているだろう。

私もいつも普段着はこのビルのショップで買うが、アイのショップには行ったことがなかった。
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夜蝶〜アリサ〜 ©著者:茉莉花

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