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3章:ハヤト
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3章:ハヤト
「らっしゃ〜っせ!」
ガンガン音楽が鳴っている。
え?こんなに賑やかなの?
「シャンパンあけてはるなぁ」
ユリアの視線の先を見ると、ホストが何人も集まりシャンパンコールの真っ最中だった。
「あのお客さんの隣に座ってんのが彼氏やねん」
立ったホストたちの隙間から、ごく普通の女の子に見えるお客さんと、その隣でお客さんの肩に手を回したホストが見えた。
男前。
ユリア、メンクイなんやな。
「ユリアちゃんごめんなさぃ、コール終わるまで待ってもらっていいですか」
「いいよ〜。」
やがてコールがおさまり、私たちの席にユリアの彼氏が来た。
「はじめまして。ハヤトです。ユリアの友達?同じ店?」
「そやで、綺麗な子やろ。」
源氏名言うてもいい?とユリアは私に耳打ちしてきた。
こくりとうなずくと、
「マリエちゃん。
メンクイやし男前つけてや。」
ユリア…私メンクイ違うよ。
「そうなんや〜。よろしくね、マリエちゃん」
その時、どっとハヤトの心の声が入り込んできた。
普段私は心の声を聞かないように遮断しているが、強すぎる想いに出逢うと、遮断を越えて聞こえてしまう時がある。
中学時代から知っていた男女の『想い』が強いことに加えて、この街に来てから金銭への『欲』も強い想いであることを知っていた。
ハヤトの想いはかなり強かった。
私はさらに強く声を遮断するのが間に合わなかった。
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