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2章:想い (36/39)

うちに着くのは日付が変わろうとする頃だった。

「ねぇ」

「ん?トイレ?」

「ちがうよ…もう遅いからさくやくんち悪いしどっか泊まり行かない?」

「はっ?」

今考えても間抜けな返事だったなぁ

美奈子の突然の提案にうまくついていけない。

「やっぱり悪いしさ…お金私が出すから今日は泊まり行こう?」

「金とかはどうでもいいけど美奈子支度は?」

「なんの?」

「化粧品だとかなんだとかいらないの?」

「別にいらないよ」

小さく笑って返す美奈子。

途端に嬉しくなって向かっていた方向を変える。

ここからなら東名に近い。

高速入口を目指すと美奈子が不思議そうにこちらをみた。
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歪愛 ©著者:桜哉

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