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7章:過去 (4/8)





「亜椰を…、連れて来る気に…、なったか?」

呼吸の乱れた遠藤が、そう言いながら、ソファにドカッと座った。

「…ゃ…は、亜椰…はダメなんだ…許して、ください」

「はァ!?」

遠藤が呆れたような、驚いたような声を出した。




知ってんだ…。


僕は知ってる。


遠藤が取り巻きから、女友達や彼女を紹介させて、酷い目に遭わせてること……。


遠藤は自分が、価値ある人間だってわかってる。
女が自分に夢中になるのに、そう時間がかからないことも、わかってる。


でも遠藤は女をアクセサリーか、金としか見てない。





いい女を連れて歩いて、飽きたら体を売らせて、金を巻き上げてるんだ……。







亜椰は、そんな目に遭わせない。


亜椰は僕が、守るんだ。





亜椰が遠藤のアクセサリーなんて、勿体無い。


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青い花 ©著者:壱乎

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