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今までの亜椰だったら、僕の言うことなんか、絶対に聞かなかっただろう。
なのに顔を隠して、ナイフをちらつかせただけで、こんなに人が変わるなんて…。
僕を見つめる瞳もまるで、子犬みたいだ。
あぁ、そうだった。
亜椰の変化に、感動してる場合じゃない。
ひとつだけ、確認することがあった。
僕は、ベッドの横に置かれた亜椰の鞄から、携帯を取り出した。
不安げに僕を見る亜椰を無視して、僕は亜椰の携帯を開き、受信ボックスと送信ボックスを交互に見ていった。
《お疲れ様
バイト終わったから帰るね
》
《わかった
気を付けて帰ってね
亜椰は可愛いから心配だよ
家に着いたらちゃんと
するんだよ》
《わかってる
ちゃんと
するから心配しないで?それに、あたしにははるちゃんしかいないんだからね
》
ここまでのやり取りを見て僕は、いっかい携帯を閉じた。
「…お金が…目的…?」
亜椰が、震える声で言った。
僕は、ひとつ大きく息を吐いてから、携帯を開くと『はるちゃん』にメールを送った。
《ただいま
家に着いたよ
今、家入ったらおばあちゃんが倒れたってみんな騒いでるから、しばらくの間おばあちゃんのとこに行くことになっちゃった
帰ってきたらまた連絡するね》
送信してすぐに、返信がきた。
《大丈夫
おばあちゃんの家って遠いの?こっちに帰ってくるまでは
もできないかな
》
しつこい奴…。
帰って来たら連絡するって、言っただろ…。
《うん
ごめんね
ちょっと忙しくなっちゃうと思うから》
《そっか
わかった
困らせてごめん…気を付けて行ってくるんだよ》
「…誰と連絡とってるの?」
亜椰が、泣き出しそうな顔で言った。
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青い花 ©著者:壱乎
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