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5章:好きな人 (4/8)







裕介のいるカフェに行ったものの、裕介が誰かわからず、僕は暫く観察していた。


けど、店長らしき人物が「裕介!」と、彼を呼んだことで、裕介が誰なのかわかった。





そこから、裕介をマサと同じように持っていくのは、簡単だった。





軽い気持ちで、亜椰に近付いた裕介への怒りと、早く亜椰の声が聞きたいという気持ちで、僕はマサのときよりも早く終わらすことができた。









「電話じゃなくてメールで良かったのに」

裕介とのことを終わらせて、電話をした僕に亜椰は言った。

「うん…亜椰の声…聞きたかったんだ」

電話の向こうで、小さな溜め息が聞こえる。

「やめて」

「…ごめん…なさい…亜椰、まだ怒ってる?これから謝りに行ってもいい?」

「もういいから、やめてよ」

「ごめん…でも……」

「もういいかな?また用があったら連絡するから切るね?」

「あっ、待っ……」

「待って」そう言いかけたところで、電話は切れた。







亜椰に会いたい…。
会って謝りたい…。











亜椰…。


亜椰は今、なにしてるの?


なに考えてるの?


亜椰の全部知りたいよ…。
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青い花 ©著者:壱乎

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