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1章:条件 (4/6)








僕の名前は、霧島 皐月(キリシマ サツキ)
幼稚園から高校まで、この名前と外見を理由に、イジメを受けてきた。



『オマエ、ほんとに男かよ!?わかんねぇからパンツ脱げよ』



亜椰が、必ずと言っていい程『可愛い』『綺麗』と言われるのと同じくらい、僕はそう言われてきた。
『可愛い』という言葉に関しては、僕も同じだけ言われてきたかも知れない。




『コイツがさ、可愛い皐月ちゃんにヌいて欲しいんだって』















……いや、今はそんな嫌な過去を、思い出す必要は無い。


今日はやっと、亜椰に想いを伝えられた日なんだから。




「付き合ってもいいけど、男女の関係は…ちょっとね…」

男女の関係は…ちょっとね…って。
それじゃ『付き合ってる』って言わないよ…。

「…嫌ならいいんだけど」


「嫌に決まってるよ!」とか言ったところで、亜椰が「わかった、じゃあ男女の関係もアリでいいよ」とか、言わないことくらい想像できる。


だから僕は…


「男女の関係ってなに?」

なんて、とぼけてみた。

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青い花 ©著者:壱乎

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