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10章:同伴
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夜8時
化粧をし直した
化粧にあんまり時間をかけない
あれから何故か夏輝とは無言が続いていた
夏輝「仕事前にどっか出掛ける?まだ時間あるし」
私「そんなに気遣わないで!一緒に居るだけでいい」
夏輝「そっか…今日どんなドレス着るの?」
私「今日はこれかな?」
そう言って真っ黒の少し背伸びしたような大人っぽいドレスを出した
夏輝「だめだめ!そんな暗いやつ!なっちゃんにはもっと明るくて可愛いやつが似合うよ。持ってないの?」
持ってるドレスは黒とか暗めの大人しい色ばっかで、明るくて可愛いやつなんか買っても無かった
私「買ったことないかな…」
夏輝「やっぱ出掛けようか!まだ間に合うし」
着替えて近くの商店街に行った
入ったのはドレスショップだった
夏輝「ロングよりミニのが絶対可愛いから!」
そう言って選んでくれたのは淡い黄色に花柄の膝丈くらいのドレス
絶対こんなの着れない
いっつも選ぶやつと正反対のドレス
夏輝「今日はこれ着ろよ!俺からのプレゼント!」
決して安くはないドレスを買ってくれた
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