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10章:君の誕生日
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仲直りをした日の啓太くんと私の距離は、一気に近くなった。
啓太くんはその日店休だったので、ずっと私のそばにいてくれた。
何度もじゃれあい、好きだとたしかめあうようにSEXをした。
そして啓太くんの腕枕で2人で横になったまま、話した。話題は啓太くんの誕生日についてになった。
あい「そーいえば春樹から聞いたよ〜しあさって誕生日なんでしょ!?それってリアルバースデーの日??」
啓太「言ってなかったけ?そーだよ〜まぁ自分の誕生日なんてどーでもいいけど〜。仕事深夜からじゃん?誕生日迎えてソッコー仕事みたいな(笑)」
あい「んじゃ仕事の時間ぎりぎりまで一緒にいれる!?24時…誕生日に日付変わる瞬間は一緒にいたかったりして…あっでも、客との同伴とか準備とか忙しい?」
啓太くんはしゅんってなってる私を見て、ふっと笑って私の髪をなでた。
啓太「大丈夫。2時前くらいまではあいといるよ。てか俺も一緒にいたい。」
胸がキュンとなると同時に照れ臭くて…私は顔の半分を布団で隠した。
ありがとう…啓太くん。
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こんな君に出逢って ©著者:あい
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