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10章:−過ちと希望− (13/13)


ふわふわした服に、くりくりの目、白くてぽわーんとした子だった。



誠一郎『愛希もこんなだったのかね?』


アタシ『こんな可愛くはなかったんじゃない?色白で目は多少大きかったみたいだけど。』


誠一郎『本当に天使みたいだよな。』


アタシ『鼻が高いのは誠一郎だね。』


誠一郎『全体的に愛希だよな


サユミ『お邪魔なら帰りますけど…海羽ちゃん行こう


誠一郎『だあかあらあ。自分が産めよゲンキとの子をさ。』


サユミ『あら?言わなかった?アタシ別れたんだよ。なんかさ、彼氏ってより親友とか家族ってしか思えなくてさ。円満離婚(笑)』


アタシ『離婚って、あーた。』


サユミ『離れてみてさ、外の世界みてそれでも必要だったらまた戻れば良いし、気持ちが冷めたら友達やってればいいし。』


アタシ『へえー。深い世界だねえ。』


サユミ『ぶっちゃけ、ゲンキには内緒だけど。お互いちょっと気になる子がいるの。』


誠一郎『えーっ


アタシ『何それ


サユミ『合コンしたじゃん。あんた達だってそれで結ばれたようなもんでしょ。速水くん』


誠一郎『え速水?速水の片思いだろ?』


サユミ『え?アタシが一方的に片思いなんだって。』


アタシ『いやいや、あれさ。あの飲み会速水の為にやったんだよ実は。速水が、サユミと思い出作りたいって。ナナセにも協力してもらって。』


サユミ『えーっまじ?知らなかった。』



誠一郎『あんだけ速水モーションかけてたのに気付かれなかったなんてな(笑)御愁傷様だよな』


アタシ『まあ結果オーライじゃない?ゲンキには悪いけど。』


サユミ『最初に切り出したのはゲンキだから。それは大丈夫でしょ



アタシ『あんたら不思議だねえー。』






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