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10章:−過ちと希望− (2/13)

駅から少し離れたあたりに誠一郎が車で待っていた。



駆け足で近寄り窓をノックした。




誠一郎『早かったね。ナナセにはちゃんとアリバイ作ってもらった?』


アタシ『当たり前悪いけど早く出して。』





しばらくすぎるまで屈んでいた。




誠一郎『大丈夫でしょ、もお。』



ちょうど信号待ちしていて顔をあげると、キスをされた。




誠一郎『会わない日が嘘みたいに長いよ。会えたら早いのに。本当に不思議だ。』


アタシ『うまいんだから。』





今日は八景島まで行く。





軽く旅行、みたいな。




休みなしに喋りっぱなしだった。




心臓が変なだけで、あとは幸せいっぱいだった。







八景島についてからはシーパラでラブラブデートをした。

ずっと手を繋いで。




何回か着信があったのを気付かなかった。






最初の着信から5時間くらい経ってに気付いた。



家からだ。






アタシ『どしたの?』


母さん『ケンジくんが…』


アタシ『ケンジが、どした…の?』




尋常じゃない慌てぶりに、いやな予感がした。





母さん『今どこ?早く来て。』






指定された病院に急いで向かった。と言っても2時間はかかった。





病院についた時はみんながいた。

家族、サユミ、ゲンキ…




母さん『あんたは…どこにいたのよ…』


アタシは言葉も出なかった。誠一郎は車にいてもらった。





アタシ『それよりどうしたの』


サユミ『ゲンキがケンジと遊びに行くって言ってレンタして出たんだけど…。』



ゲンキを見たら、包帯をしていた。



ゲンキ『相手がでかいトラックで、ギア間違えていきなりバックしてきたんだ…したら、なぜかハンドル切りやがって、ケンジ目がけて…凄い衝撃でさ。』


アタシ『だから何?』


ゲンキ『ケンジ半分つぶれて…救助された時にはぐちゃぐちゃで…』


アタシ『ケンジは今どこ』



ゲンキ『見ない方が良いって…』




アタシは勢いよくケンジがいる部屋に入った。




ケンジはいろんな管が通されていた。




アタシ『ケンジ…』



母さん『もう死んでるのよ…植物なの。』


アタシ『へ…?』


母さん『だから、植物人間なの





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