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10章:−過ちと希望− (3/13)


アタシ『何、それ…』


母さん『もう目もあけないし、喋れないのよ』


アタシ『そんな事アタシにだってわかるよなんで、なんでケンジなのってことっ』


ゲンキ『ごめんな。あまりにも勢いよくて…一瞬だった。気づいて見たら、ケンジが半分なかった…んだ。』


アタシ『相手相手はどおしてるのっ』




遠くの椅子にいた。




加害者『すいません…』


アタシ『は?どおしてケンジなのっ?て聞いてんの


加害者『いえ…ケンジさんを狙ったわけじゃなくてですね。』




加害者も怪我をしているらしく首にコルセットをしていた。




アタシ『あんたがなんで生きてて…ぶつけられた方があんななのっ


加害者『ずっとちゃんと寝てなくて…半分ぼーっとしちゃってて』




隣に警察がいたのも気付かなかった。




警察『居眠りですね。なんて言ったら良いか…。会社の働かせ過ぎみたいで。よくある話なんです。』


アタシ『あんた、何言ってるかわかってんの?あんたのその格好はコスプレか?馬鹿にしてんの?税金もらって大した仕事も出来ないで、その上いけしゃあしゃあとこんな奴の肩をもつわけ?良い身分だねっ』


サユミ『愛希…警察にいくら言っても。ケンジはなんも変わらない…』


アタシ『…えしてよ』


加害者『はい?』


アタシ『返してよっこの人の未来を奪う権利はあんたにはないんだからっ




力尽きて意識を失った。




冬にしては珍しい豪雨で飛行機が飛べないくらいだったらしい。

ケンジの家族が到着したのは1日後だった。




アタシは2日間目を覚まさなかった。





目をあけると誠一郎がいた。




アタシ『夢…?誠一郎どうしたの?』


誠一郎『愛希…2日間寝てたよ。今看護師さん呼んでくるから』


アタシ『なんで…』


看護師さんは点滴をはずしてアタシの検査をした。



アタシ『…。』


誠一郎『気分は?』


アタシ『頭がぐらぐらする。なんでこんなとこにいるの?』





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