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7章:−ささやかな願い− (2/9)

あれから毎日ローテーション


アタシを抱く男の話
英士、清正、雄大、拓真…


誰かに打ち明けたい。
だけど打ち明けたらいけない。歯痒い。



アタシ『はぁ…』


サユミ『ため息なんかついて、どうした?』


アタシ『専門受かったら、なんか張り合いがなくなったなあ』


サユミ『無い物ねだり


アタシ『わかってるんだけどさ。』


サユミ『最近愛希きれいになったけどなんかしてんの?』


アタシ『してあー、してないよねえ。』


サユミ『何その反応』


アタシ『いやいや、毎日平和でつまらんよ


サユミ『平和が一番だって。ケンジがいなくて腑抜けになったみたい(笑)』



サユミに話せたらどんなに楽か。
言えないけど。




ナナセ…。
最近あんまり学校来ないし。ナナセなら話せる気がする。



専属モデルになって、益々きれいになって、特集とか組まれたりして。
生きる世界が違う感じ。




ナナセ『おはよー


アタシ『おあっ、びっくりした、久々だね。』


サユミ『よっ芸能人


ナナセ『やめて、それ(笑)』


サユミ『ナナセのお薦め化粧品


ナナセ『読んでくれてんだあ、ありがとさん』


サユミ『当たり前、ま、騒いでるのは元ギャルのナオとユウキだけどね。発売してずっと言ってる(笑)』


アタシ『奴らは敏感だよ。最近どぉ?順調?』


ナナセ『普通慣れてきちゃって。』


アタシ『慣れ、かあ。平和が一番だってさっき言われたばっかだあ』


ナナセ『サユミに?(笑)まあそうなんだけどねっ』




ナナセに話してみようかな。

タイミングよく、サユミはゲンキと遊びにいくみたいだし。






久々にナナセと帰った。
喫茶店で他愛もない話をして1時間。



2人同時に『あのさあ』
『え?何?』、『先言って』の件をしばらくやり、じゃんけんをしてアタシが先に話す事になった。



アタシ『今さ、淋しさしのぎがいるんだよね。アタシに彼氏がいるのも知ってるし。』


ナナセ『どんな人よ


全員の話をした。


ナナセ『4人もいるなんて凄いね(笑)』


アタシ『でしょ。なんかさ、誰かに話したくて。』


ナナセ『あるある、そーゆうの、アタシはさ。マネージャーと付き合ってる。しかも極秘なのさ。』




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