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5章:−抱かれていれば−
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アタシ『あ、このへんで大丈夫です。』
柏木『わかった〜』
車を停める。
アタシ『有難うございました、こんなとこまで。お礼に明日お菓子持って行きますね
』
降りようとした時、呼び止められて店長を見たら…
チュッとされた。
アタシ『
』
柏木『お礼は今貰ったからいーよ
2人きりになってモーションかけてこなかったのは愛希が初めてだ。じゃーまた明日な
』
アタシは呆然としてしまった。
夏実もモーションかけたの?
シャワーを浴びとりあえず寝た。
次の日
学校からバイトに行く。
店長は普通だった。
そしてまた今日もラストまでになり、送ってくれる事に。今日は夏実はいない。
アタシともう1人
アタシが一番遠いから結局は2人になるんだけど。
バイト♀『店長有難うございましたぁ
また次
』
軽く手を握って、車を降りた。アタシは後部座席にいる。
柏木『前来ないのか
』
アタシ『すぐだし良いですよ
後ろで。店長モテモテですね』
柏木『積極的な奴には興味ないし、別に嫌な気はしないからやりたいようにやらせるだけ
嫌な奴だろ?俺(笑)』
アタシ『まあ、店長がけしかけてる訳じゃないしモテ男の宿命ですかね
』
柏木『そんな甘くはないさあ(笑)』
家の手前につく。
店長は運転席から後ろに乗った。
アタシ『どうしました?』
柏木『いや、なんとなく
』
お互い前を向いて、店長がアタシの手の上に手を重ねた。
アタシ『…。』
柏木『なんで黙ってんの
』
アタシ『なんとなく…こうゆう時なんか言うんですか?逆に
』
柏木『それもそうだな
でもそうやって可愛い顔して拒まないのは…』
アタシの顔を引き寄せ、昨日とは違ってちゃんとキスされた。
アタシはもちろん拒まない。むしろ待っていたのかもしれないし、受け入れた。
徐々に舌が入ってくる。
アタシを、より引き寄せて自分に寄りかからせた。
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