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7章:マツナガシオリ。 3 (6/10)

頭の中の整理がつかない。


岡野はただ、


ひたすら思いついた疑問を、


ノックのように男に浴びせた。


男…自称「死神」は、


まるで子ども相手でもするかのように、


適当に岡野をあしらっていた。


「キミと松永詩織さんが、
同じ日に、同じ時間に、同時に亡くなったから。自殺ストップキャンペーンなんて、
本当はそんなことする気ないんだよね〜」


「…やる気ねぇのかよ…」


「うん。」


彼は笑顔で頷いた。


「ノルマだよノルマ。
何かやんなきゃならないわけ。
神無月の出雲大社の会議で決定されてさ。
何かキャンペーンを作って、
やらなきゃならなくなって。」


「…神様にも、
そんなのあるのか?」


普通なら絶対に有り得ない話だが、


この有り得ない状況の中、


岡野はなぜか彼の話に引き込まれていた。


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不幸自慢ができる幸せをあなたに。 ©著者:前田つぐみ

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