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4章:オレハ、カミ。 2 (4/4)

「やっぱりあたし、
死んだんですね」


女は無表情のまま、
淡々と話し続けた。


「キミ、さっきの人より物わかりいいね。
でも、そう簡単に死なせてあげないよ。」


男はぼーっとしている彼女の顔の前に手をかざし、
デコピンをした。


彼女の視界から、
男の姿は消えた。
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不幸自慢ができる幸せをあなたに。 ©著者:前田つぐみ

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