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27章:メンカイ。2 (16/18)

「ハッキリしないと、
矢向ちゃん、かわいそう。
あなたのこと大好きだよ。
あなたは会社の先輩だし、頼りにしてるし…
あんなに可愛くて、女から見てもいい子なのに」


おいおい、
俺の体でそんなこと言うなよ。


松永はそう言いたくなったけど、ぐっとこらえてひとつ、ため息をした。


「…好きだよ。矢向のこと」


「…じゃあ、何で?」


「あいつは可愛い俺の後輩なんだよ。
こんな俺を慕ってくれてさ、俺と同じ道に進みたいって、必死に勉強してる。
だからこそ言えない。
言ったら今の関係が壊れるし、矢向がそう思ってくれただけで嬉しいし」


「だったらそう、言えばいいのに」


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不幸自慢ができる幸せをあなたに。 ©著者:前田つぐみ

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