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26章:ヤコウトモミ。2 (6/8)

「あ、これ可愛い。似合うかなぁ?」


突っ込みどころは満載だったが、


何だかんだ1人と1匹は楽しく買い物をしていた。


「…矢向ちゃん、
結構楽しんでるじゃん」


さっきからイナリは矢向の着せ替え人形になっていた。


「動かないでよ。
…やっぱり赤が一番似合うね」


矢向はイナリの首もとに首輪をあてながらつぶやいた。


「あ、これ、2つ色違いで買ってくれよ」


「何で?」


「俺の双子の妹の分もあるから」


「…アンタ、双子なの?…あ」


矢向がブツブツとイナリに向かって話し掛けているのを、


隣にいたショップの店員に不審そうに見られてしまった。
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