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26章:ヤコウトモミ。2 (3/8)

「…明日休みなのに飲みにも行かねーのかよ、
まだ若いのにさ」


「いいでしょ〜別に?」


「岡野とデートしないのか?」


「…やだ!恥ずかしい!」


イナリが冗談を言うと、矢向は赤くなっている顔を更に真っ赤にして怒り始めた。


「…ハハハ、ごめんな矢向ちゃん。
岡野も寂しい独身男だからいいかと思って」


「いーでしょ別に。
独身の何が悪いの」


「何ひとつ悪くないんだけどさ。
そうだ矢向ちゃん、
ちょっと俺とデートしてよ」


「…いいの?」


矢向はイナリのまん丸の黒い目を、


食い入るように見つめた。


「俺がいいの?だよ。
岡野に悪いなぁ、可愛い子とデートさせてもらって」


「…もういいから」


矢向は苦笑いをした。
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