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26章:ヤコウトモミ。2 (2/8)

「矢向、お疲れ様。
ごめんな急に」


「え…全然大丈夫ですよ。」


強烈な視線を感じて、矢向はふと振り返った。


イナリがニヤニヤしながら、顔を赤くする彼女を見ていた。


…ったく…


矢向はイナリを見ながら苦笑いをした。


「メールありがとう。
小銭入れの件、了解したよ。
矢向明日休みだよね?」


「あ…そうだった…」


すっかり忘れていた。
明日は休日出勤をした分の振替で休みになっていた。


「あたしのデスクの、一番下の引き出しに入ってます。
鍵は一番上の引き出しです。」


「ありがとう。良かった、助かったよ。
ゆっくり休んで。」


岡野からの電話は終わった。


「…んもぉ〜!いじわる!」


「何だよ〜可愛いな、赤くなっちゃって」


イナリは矢向を見て笑った。


「そんなに岡野が好きなのかよ、可愛いなぁ〜」


「…うるさい!」


矢向はイナリを軽く小突いた。
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不幸自慢ができる幸せをあなたに。 ©著者:前田つぐみ

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