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25章:マツナガシオリ。 9 (8/11)

「…エリコ、本当にありがとう。今度帰るよ。」

「…本当に!?いいの?」


…?…何でだ??…


松永の言葉にエリコは、いやに過剰に反応した。


彼女の大きな瞳をますます大きくして、


松永をじっと見つめる。


…何でだ?…


「…詩織、今、
何て言ったの!?」


「…いや、だから、
帰るって…」


「マジで!?
帰ってきてくれる!?」


「…え…」


松永は終始、
驚いたままだった。


…そんなに田舎に帰ってなかったのか…
何があったんだ?…


もちろんその理由を、
今の彼女は知る由もなかった。


エリコが大喜びする様子を、


松永は、首を傾げて眺めていた。
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不幸自慢ができる幸せをあなたに。 ©著者:前田つぐみ

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