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24章:オレハ、カミ。6 (8/11)

そんな会話を思い出しながら、

沙羅は襖に耳を近付け、

彼とコマの会話を盗み聞きしていた。


「…ご主人様」


「コマ、なぁに?」


酒を飲んでいるようだ。コポコポと、
水をつぐ音が聞こえた。


「なぜ沙羅様を人間と関わらせたいのですか?
沙羅様の人間嫌いは、
ご主人様が一番ご存知なのに…
なぜご主人様は、
人間を庇うのですか?」


…それだ。

沙羅は今よりももっと襖に近付いた。


コマの言ったこと。
沙羅が一番知りたかったことだった。
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