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15章:夢中 (2/5)

「ごめんなさい。好きな人ができました。私とお別れして下さい。」


記念日の3日後の夜、そうメールした。
もちろん、好きな人なんていない。
しかし、そういった正当な理由が無いと別れてはくれなさそうだったので、嘘をついた。

これで終わる…

私はホッとした。


しかし別れ話がこんなに簡単に済むはずも無かった。

「今からそっち行くから」

すぐに電話で近所の公園に呼び出された。
電話の向こうのカズマさんの声は、ひどく興奮していた。

門限を過ぎた時間の外出は厳しいものがあったが、私は親にもうまく嘘をつき、公園へ向かった。
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ピンクのワンピース ©著者:桃丘やえこ

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