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4章:はじめて (2/14)

まささんが車をとめ、私達は車から降りた。
それと同時に、ホテルの中からおばさんが出てきた。

「すみません、お車はこちらにお願いします〜」

あぁ、と言い、まささんは車を移動させる。
その間私はおばさんの横に立って待っていた。

子どもに見られてるかな?
通報とかされないよね?

おばさんにあまり顔を見られないようにしたが、全く気にせず、といったかんじで

「ではフロントで鍵お預かりしますね〜」

と言って引っ込んでしまった。

第一関門はクリアかな。
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ピンクのワンピース ©著者:桃丘やえこ

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