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11章:〜出逢いは突然〜 (1/13)

11章:〜出逢いは突然〜

毎晩アキナと遊び歩いた。
深夜のゲーセン…
ゲーセンのはしご…
健康ランド…
カラオケ…
真夜中のナイト…
朝方の吉野屋…

毎晩の様にナイトに通い、ボトルを入れる間隔も短くなり、当然お金が続かなくなった。
自然と深夜徘徊に出なくなり、アキナとはお互いの部屋で恋バナしたり呑んだり、まったりと楽しんでいた。

―そんなある日―
アタシは仕事が公休日だった。貴重な休みをアタシは、部屋でグウタラして過ごし、1日を終えようとしていた。

アタシ:もう夕方かぁ…
無駄に1日を使ったなぁ…。今からセシル行って何か服でも買おうかなぁ…。
閉店迄まだ時間あるし…。でも今からお風呂入ったり化粧したりめんどくさいな…

そんな事を思いながら頭を抱えていたらケータイが鳴った。

―♪♪〜―

知らない番号…

アタシ:も、もしもし…

相手:あ、もしもし。
誰ですか??

アタシ:へっ?!
いや、そちらこそ誰ですか?!

相手:だよね…?
俺のケータイに、“エリコ”って名前で登録があるんやけど誰だっけ?!

アタシ:えっ!?なんで?!
知らないです!
アタシのケータイには番号しか出ませんでしたよ?
誰だろう…?と思いながら出たんですけど…

相手:え?なんなん?
てか名前は?年は?
どっかで逢ったっけ?

アタシ:え…いや〜…逢ってないと思います。
でも、名前はエリコで、登録名と合ってますよ。

相手:年は?

アタシ:今年21です。

相手:やっぱ知らんわ〜!え〜!?誰なん?!

アタシ:あなたの名前と年は??

相手:俺?俺はリョウ。23だよ。

アタシ:え〜っ!?
益々知らな〜い!!
わかんない!!
何でアタシの番号が登録されてるんですか?!

相手:ホントに知らない?

アタシ:うん、知らない。

相手:じゃ何で俺のケータイに入っとんの??
どっかで逢った??
番号だけ教えて貰って、俺が掛けてないとか??
え!!?ホント誰?!

アタシ:え〜…アタシ初対面の人に番号教えたりしないです…。

相手:じゃぁ知り合いって事??でも悪いけど俺、ホントに君の事知らないんだよね…(焦)

アタシ:アタシだって知らないですよ(驚)!

相手:じゃぁ、一瞬すれ違ってくれん?
お互い“あ〜っ!!あの時の!!!”って思い出すかも知れんけん。

アタシ:いいですよ!
アタシ今、家に居るので大通りまで出ます(汗)
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波瀾万丈底辺人生 ©著者:ペリドット

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