いくつもの
偶然が重なり僕たちは付き合う事になった。

ありきたりな風景、ありきたりな言動。だけど全てが特別に感じられた。
ありそうでいて味わえない日常を過ごし幸せ感じてたね。

だけど…
何かが、歯車が擦れだしたのを お互い隠せずにはいた。

彼女からの
突然の別れ。

せやけど
僕は二人出会った街で
再び君を捕まえた。

全て受け入れ守って行く決意と共に。

僕を目にした君は子供みたいな 泣き顔で泣き崩れたね。

【ヒカル、何処にもいくな】

【私、小に嘘ついてる事ある。結婚はしてないけど子供がいる、ごめんなさい】

ちゃんと心の声聞いた。

【ヒカル、苦しかったね。全て受け入れるから、何処にも行くな。】

その日の夜、君は子供みたいな寝顔で寝てたの覚えてるよ。