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3章:〜episode3〜 (5/87)



「なんで?」


代表の浮気を理由にした


代表は得意な言い訳で上手く私を丸め込もうとしてきた


この人は本当に口が上手い


何を言われても ごめんなさい とだけ言った


代表は泣いていた


結局私は代表を都合よく使っただけになってしまった


代表も私のことを本気で想ってくれていたのかはわからないけど


代表に救われたことは何度もあった


本当に悪いことをしてしまった


電話を切ったあと泣いた


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運命のひと ©著者:リコ

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