咲〜ﾓﾄｷ Mail
『何が好き？』


ﾓﾄｷ〜咲 Mail
『咲が作るなら何でも』


今日いよいよﾓﾄｷが
うちにくる。
もちろんシホとﾀﾂﾔも。


ﾓﾄｷ〜咲 Mail
『楽しみにしてるから』




６時に皆くる。


私はルンルン気分で
カリフォルニアロール、
クラッカーに色々
トッピングして
生ハムサラダ
大好きなピザなど
色々作った。




ピンポーーーン


咲『はぁーい』


シホ『何してんの〜？』


玄関の外で
シホの声がする。



ガチャ。


シホ『咲〜ﾓﾄｷなんて
ずっと玄関前で待ってたらしいよ〜』



ﾓﾄｷ『だって女の子の家に俺一人で入れないよ！』



ﾀﾂﾔ『こいつ以外と
照れ屋だからね』



咲『入って入って〜
好きな所に座って』



シホ『男達は座ってて』


皆が買ってきた飲み物を
受け取った。



シホは料理をテーブルに
運んだ。



シホ『咲特製だよ〜』


ﾀﾂﾔ『凄いね〜咲ﾁｬﾝ』



咲『そぉ？』


キッチンから
リビングをのぞきながら
言った。

ちょっと恥ずかしい。
私の手料理。


シホ『さて乾杯しよ〜』



私達は席について
乾杯して食事をした。



ﾓﾄｷ『感動！』


ﾓﾄｷのニコニコ顔。
私は幸せだった。

今まで
気にした事なかったけど
食べる時って
幸せな顔するんだ。


私達は話しをしながら
飲んだ。


学校の話。
仕事の話。
恋の話。



シホ『ねー咲キャンドル
つけていい？』


咲『いいよ』



キャンドルをつけて
電気を消した。



シホ『ロマンチック〜』


シホはﾀﾂﾔの隣に
くっついた。


ﾀﾂﾔ『ﾓﾄｷ〜咲ﾁｬﾝの隣いけよ〜』



恥ずかしがりながら
ﾓﾄｷは隣にきた。


心臓が飛び出そう。
ﾓﾄｷも私も
あんまり酔ってない。


何話していいか
わからないから
二人でTvを見ていた。