あれ以来シホと
気まずくなって
連絡取ってない。


もーすぐ成人式。

気まずいまま会うのは
嫌だから私はシホに
普通にMailした。


咲〜シホ Mail

『シホ久しぶり！
もーすぐ成人式だね〜
何着る？振袖？』


なんて普通のMail。


返事が
欲しかったってより
私は怒ってないって事を
伝えたかった。



私はお風呂に入り
ぼーっとしてた。


最近毎日のように
愛が来るから
社長は又自分の家に
戻った。

愛が来ない日に一人は
社長に情があるのか
寂しい。

社長は私の友達関係は
絶対に邪魔しない。

私なら好きな人が
友達ばかりだったら
嫉妬しちゃうな。
ガキだからかな。


お風呂から上がり
すぐにMailを見る。


咲『やっぱり私の性格が
嫌だったのかもね』


ベビドールに着替え
頭にバスタオルを巻き
ソファーに座る。


ぼーっとして時間だけは
どんどん過ぎる。











咲『ワァッ』


携帯の音楽でﾋﾞｯｸﾘして
目をさました。

いつの間にか寝たみたい。

もー夜中３時。

眠い…


咲『髪ぐちゃぐちゃ〜
ｱｯ！Mail』


シホだった。


シホ〜咲 Mail

『久しぶり〜咲は何着るの？』



咲〜シホ Mail
『私振袖〜黒ラメの！
可愛いよりカッコイイ系にしたい』



シホ〜咲 Mail

『私は赤にしたよ〜お姉ちゃんのお下がりだけど〜
成人式一緒に行かない？』


咲『うん！行こう』






私とシホは少し距離を
縮めた。


やっぱりシホがいると
嬉しい。


早くいっぱい
話したい。