ﾀｶｺ『咲の家で着替えて
行こう。』


私が用意した物。
赤のガーターセット。
白いブーツ。
白いファーコート


どれも元々
あった物。


ﾀｶｺが用意した物。
サンタの衣装。


私は赤でﾀｶｺが黒。

ちょーﾐﾆﾜﾝﾋﾟ。
スカートは
パニエっぽくなってる。

パットがついてるから
ブラいらず。
ウエストは
クビレてフィットしてる。
私好みのシルエット。


咲『ｴﾛｴﾛじゃん』


ﾀｶｺ『こんなのｴﾛくないよ〜』


咲『私ｸﾗﾌﾞとか行った事ないよー』



ﾀｶｺ『大丈夫だって』




着替えて鏡を見た。


ﾀｶｺ『帽子忘れずに』


私は巻いた髪に
スプレーを
たっぷりかけて
逆毛を立てた。


ﾌﾜﾌﾜの髪に
サンタの帽子。
ﾐﾆﾜﾝﾋﾟに
ガーター網タイ。


私は不器用なﾀｶｺの髪を
巻いて逆毛を立てて
同じにした。



ﾀｶｺ『双子サンタ〜
写真撮ろう』



ﾀｶｺは早速デジカメを
出して写真を撮った。




ﾀｶｺ『出発』



咲『明日休みだし
楽しもー』


私も妙にテンションが
上がった。



ファーコートを来て
白いブーツを履く。


エレベーターに乗る。
途中別の階の人も
乗ってきてｼﾞﾛｼﾞﾛ
私達を見ていた。


タクシーに乗り
ｸﾗﾌﾞへ向かう。



緊張する。



ﾀｶｺ『もしもしー咲も一緒だよー！今出たから〜
後でね！』




咲『誰？彼氏？』



ﾀｶｺ『うん！咲に紹介するからね』


咲『うん』



ﾀｶｺと話してるうちに
ｸﾗﾌﾞについた。



はっきり言って場所すら
知らなかった。
ﾕｳｼﾞの地元のｸﾗﾌﾞ。


タクシーをおりて
ﾀｶｺが先頭になって
行った。