ﾋﾃﾞｶｽﾞと
近くのﾌｧﾐﾚｽの駐車場で
待ち合わせした。



ﾋﾃﾞｶｽﾞの
ワンボックスカーが
来て私の車の横につけ
手招きをしている。


私はﾋﾃﾞｶｽﾞの
車の助手席に
乗り込んだ。



ﾋﾃﾞ『咲ﾁｬﾝ大丈夫？』


咲『うん！ごめんね！急に呼び出して』



ﾋﾃﾞ『俺は咲ﾁｬﾝが好きだから大丈夫！嬉しいよ！
ねーお腹すいた？』



咲『そーでもないかな』



ﾋﾃﾞ『俺さっきコンビニでご飯買ったから食べていい？』


咲『いいよ』


ﾋﾃﾞ『じゃちょっと移動』



咲『うん』



ﾋﾃﾞｶｽﾞは夜景の見える
駐車場へ行った。



咲『こんな場所あるんだ』


ﾋﾃﾞ『穴場なんだ！さて
食べよーかな』


ﾋﾃﾞｶｽﾞはｻﾗﾀﾞ、オニギリ、グラタン、パスタなど
色んな物を出した。



咲『凄いね』



ﾋﾃﾞ『大食いだから』


ﾋﾃﾞｶｽﾞは笑って言った。



ﾋﾃﾞ『咲ﾁｬﾝは好きな人
いないの？』



咲『好きな人？うーん…
いる？よくわかんない』



ﾋﾃﾞ『片思い？』


咲『そーだね！』


ﾋﾃﾞ『元カレとか？！』



咲『違うよ〜』



ﾋﾃﾞｶｽﾞに色々聞かれた。
その度にﾋﾃﾞｶｽﾞは
俺なら幸せにする！
と言っていた。



凄い嬉しかった。



ﾋﾃﾞ『咲ﾁｬﾝって甘えたり
するの？』



私は会社や付き合いの
浅い人の前では
甘えられない。



咲『しないかな』



ﾋﾃﾞ『甘えん坊に見える』



咲『そーかな？』



ﾋﾃﾞ『咲ﾁｬﾝ帰ってから
何してたの？』



咲『なんで？』



ﾋﾃﾞ『制服だから』



咲『あー本当だね』



ﾋﾃﾞ『可愛い…』



咲『恥ずかしいよ』



ﾋﾃﾞ『本当だよ！俺咲ﾁｬﾝが入社してきてから、ずっと好きだったんだ！一目惚れってやつ』



咲『そーなんだ』



ﾋﾃﾞ『あーぁ疲れたな』



ﾋﾃﾞｶｽﾞは後ろのシートに
移動した。


後ろのシートは
フラットにしてあって
寝れるようになってた。