咲『昨日焼いたの』


ﾀｶｺ『うわー咲凄い！』



今日はﾀｶｺがうちに来た。
最近ﾁｰｽﾞｹｰｷ作りに
はまってて色々作ってる。


ﾀｶｺ『ねー私好きな人できたんだ』



咲『えー！誰？』



ﾀｶｺ『下の会社の人で
目立たないんだけど』



咲『名前はわかる？』


ﾀｶｺ『この間たまたま
エレベーター一緒になって名前見たら内海って書いてあったよ！』



咲『知らないなぁ…』


ﾀｶｺはあれから自分磨き
頑張っている。
前とは見違える程
垢抜けて可愛くなった。



ﾀｶｺ『咲！内海君の情報
お願い』



咲『わかった〜ﾀｶｺの
頼みだからね』



私はﾋﾃﾞｶｽﾞにMailして
内海君の情報を
聞いた。



ﾀｶｺ『咲私早く処女なくしたい！』


咲『内海君にあげなさい』


ﾀｶｺ『雑誌で見たら処女は
ｳｻﾞｲって』


咲『まぁ…うーん…
どーなのかな？でも
誰でもいいのは駄目だよ』


ﾀｶｺ『私はもー切羽詰まってるんだからーお願い！』


咲『お願い？って私が
何するの？』



ﾀｶｺ『男！誰でも』



咲『うーーーん…』



私はふとバイトを
思い出した。

でもリスクが高い。
店的には
処女は嬉しいと思う。



咲『うーーんと…』



ﾀｶｺ『いるの？誰か？』



咲『いる？いない？』



ﾀｶｺ『咲！どっち？』



ﾀｶｺにこんな事教えて
いいのかな…



咲
『どんな方法でもいい？』


ﾀｶｺ『いい！』



咲『風俗的な感じでも？』


ﾀｶｺ『お金もらえるの？』



咲『それはね』



ﾀｶｺ『尚更いいよ！私お金めっちゃ欲しいし！』



咲『よく考えてから
教えて！』



ﾀｶｺ『やりたいやりたい！でも咲は？』



咲『私はいいよ』



ﾀｶｺ『咲が働いてたの？』



咲『まぁ……』



ﾀｶｺ『咲凄いね！ますます尊敬しちゃう』



ﾀｶｺは確実に何か
変わっていっていた。



次ぎの日
私はﾀｶｺを連れて
バイト先に行った。