社長室のグラスを
片付けに社長室に行った。

社長はお客様を
送って戻ってきていた。


秋山『咲…今日駄目か？
飯行かないか？後咲が
卒業したら連れて行くって言った所の日にちも
決めたいし。』


咲『大丈夫ですよ。』


私はグラスを
片付けながら言った。


秋山『帰り社長室に
来てくれ。』


咲『はい。』


私は久しぶりに
秋山と二人で会う。


自動車学校や飲み会
仕事の疲れで
なかなか私も
会えなかった。


ﾀｶｺ『今日帰りご飯いかない？』


咲『ゴメン…帰り社長に
呼ばれてるし帰り昔の
友達に会うの』


嘘だけど。


さすがに社長との事は
ﾍﾞﾗﾍﾞﾗ話す訳には
いかない。


ﾀｶｺ『明日は？』


咲『いいよ』


ﾀｶｺは何か
話したそーだった。



仕事も終わり
私は社長室に行った。


咲『はぁ…疲れた〜』


秋山『お疲れだな〜
まだオフィスに誰かいるか？』


咲『高野さんがいた。』


秋山『咲はじゃ〜車に
行っててくれ』


咲『はーい』


私はオフィスに残ってる
高野に挨拶をして
車に行った。


一応見えない所に
隠れた。


秋山『咲！のれ』


咲『うん。』


私は後部座席にのった。

秋山は後部座席の
ｶｰﾃﾝをしめる。


咲『今日何食べるの？』


秋山『咲疲れてるみたいだから焼肉どーだ？』


咲『制服着てきたから
臭くならないかな？』


秋山『替えあるだろ』


咲『会社だ〜』


そんな話しをしながら
焼肉屋さんに。

ﾕｳｼﾞの地元の焼肉屋。


密会だから
地元やオフィスの
近くや個室のない所では
食べない。


今日も個室の焼肉屋。


咲『わー』


換気もちゃんとして
回りの声も聞こえない。


秋山『咲はビールのみな〜俺運転だから』


咲『じゃ私ビール、牛タン、レバ刺し、ユッケに
冷麺。』


秋山も頼み
会社の話しをしながら
食事をした。


秋山『高野と藤川は
付き合ってるのか？』


咲『香織ﾁｬﾝ片思いらしいよ〜あんなに可愛いくてー女らしくて清楚だし！
咲が社長と仲良ししてる！なんて言ったら嫌われそうだよね』


秋山『そーかぁ？』



咲『そーだよ』



秋山『咲…ちょっときて』

秋山は私を隣に呼んだ。