あれからﾊﾞｲﾄは
生理とか熱があるとか
色々嘘をついて
休んでいた。

そのままｼｶﾄすれば
いいんだけど
私が逃げたら

売春してる高校生がいる！
なんて警察に通報されて
私が捕まると
本気で思ってて
逃げられなかった。笑



ﾕｳｼﾞ〜咲 Mail

『今日どーしても会いたい。ﾊﾞｲﾄ？』


咲〜ﾕｳｼﾞ Mail

『ﾊﾞｲﾄはないよ』


ﾕｳｼﾞ〜咲 Mail

『お願いします！
会ってください！』


咲〜ﾕｳｼﾞ Mail

『どーしたの？
何かあった？』


ﾕｳｼﾞ〜咲 Mail

『お願いします！』


咲〜ﾕｳｼﾞ Mail

『わかった。』





ﾕｳｼﾞと会う事になった。


待ち合わせ場所に
ﾕｳｼﾞが来た。

私は車に乗った。


ﾕｳｼﾞ『咲お腹すいた？』


咲『すいてない。』


ﾕｳｼﾞ『じゃちょっとドライブ』


ﾕｳｼﾞは車を走らせた。

無言……………………。


私は流れる街の明かりを
ぼーっとみていた。


車がとまった。

夜景の綺麗な海。


咲『凄い！綺麗！
こんな所あるんだ〜』


ﾕｳｼﾞ『気に入った？』


咲『うん！』


ﾕｳｼﾞ『咲見ないうちに変わったね。』


咲『何が？髪ｴｸｽﾃつけたからかな？』


ﾕｳｼﾞ『違う。わかんない』

咲『何も変わってないよ〜ﾕｳｼﾞ君今日どーしたの？』

ﾕｳｼﾞ『仕事で暫く出張なんだ〜』


咲『どこに？』


ﾕｳｼﾞ『東京。会えない訳じゃないけど簡単には会えないし元々会ってくれないんだから。遠かったらもっと会ってくれないじゃん』


咲『どの位行くの？』


ﾕｳｼﾞ『仕事次第だけど。
最短一年』


私はｼｰﾄに足を乗せて
ﾕｳｼﾞの方に体を向けた。


何を言っていいのか
わからない。
どーして私に
そんな事言うの？


ﾕｳｼﾞ『そんなに会わなかったら俺の事なんか忘れるか〜今でも咲に構われてないからな』


ﾕｳｼﾞはずっと前をみてる。

咲『…………………』


ﾕｳｼﾞ『ｺﾞﾒﾝﾈ。忙しいのに呼んで！俺のわがままで。ただ会いたかったんだ。』


咲『…………………』



どーして？

私何て言ったらいい？