結局決意したのに
ﾕｳｼﾞには会えない。

勇気がない。

情けない。

ﾕｳｼﾞは別に

私の事好きな訳じゃない。

ただ勝手に私が

意識してるだけ。

もしかしたら！

なんて期待する自分。


馬鹿みたい。

そんな自分


消えてほしい。


咲〜秋山 Mail

『就職なかなか決まらなくて秋山さんの所にお世話になろうかなと思ってます。パソコンは大丈夫です。
』



秋山〜咲 Mail

『近いうち面接きて。
忙しいから昼間少ししか
時間ないけど。
Mailするから。』


咲〜秋山 Mail

『宜しくお願いします。』


咲『はぁ……結局私は
金なのかな？』


ｼﾎ『さーき私もー
城戸さんの所に決めた！
駄目なら夜のバイト
やればいいし〜』


咲『彼氏はーー？』


ｼﾎ『距離おきたいだって！距離って何よ？って感じ』

咲『辛くないの？』


ｼﾎ『辛くないってのは
嘘だけど、縋り付いたって変わらないし私だって
無理して居られたくないしね！』


咲『ｼﾎ強いね。私には無理だなぁ…』


ｼﾎ『悲しいのは皆同じだって！』



ﾏｲ『咲〜！しほ〜！
私………
赤ちゃんできた。』



咲・ｼﾎ『えー！誰の？』



ﾏｲ『遊んでた人…』


咲『で？？』


ﾏｲ『産む。結婚は
まだ出来ないんだ。
奥さんいるから
でも別れるって。
待ってるつもり』


ｼﾎ『はぁ？奥さん？』


咲『やめなよ！』


ﾏｲ『じゃおろせって事？』

ｼﾎ『待ってるって
いつかわからないじゃん？嘘かもよ？』


咲『そーだよ…男はやりたいだけかもよ？』


ﾏｲ『咲達はわかんないんだって！お互い愛し合って
決めた結果だから。
結婚の約束もした。
普通のカップルだよ！
社長とやって
金もらうより健全だから』


その日から
ﾏｲとの関係が
ぎくしゃくした。


色んな道。

ﾏｲの道間違ってるって
思うけど……

自分もならないと
わからないよね。