あれからシホは
孝之と毎日帰ってる。


優の時より
刺激はないけど
安心感はあるみたい。
Ｈはシホが
可愛がってるみたい。
言いなりらしい。
可愛いって



私は同じクラスの
マイと最近つるんでる。


マイって純粋な
顔して中学の頃から
援交してるみたい。
私もよく誘われる。


ﾏｲ『咲に会いたいって人
いるから今度無理？』


咲『私に？』


ﾏｲ『咲は可愛いから
安い金額はダメ！って
言ってあるから！』


咲『いつかね』


ﾏｲ『言っとく〜』



ﾕｳｼﾞ〜咲 Mail

『駅にいる。』



（しつこいなぁ。
会うか………。）


ﾏｲとバイバイして
家に向かった。


回りを見ても
ﾕｳｼﾞらしき車はない。
いないなら帰る。



ﾕｳｼﾞ『咲！』


咲『ﾕｳｼﾞ……』


相変わらずいかつい。
元ジャイアンツの
清原に似てる…
大きくて、
がっちりしてて
顔も似てる。
ヒゲとかまで…


私的にはﾄﾞｽﾄﾗｲｸ。
今更だけどね。


ﾕｳｼﾞ『寒いから乗りな』


咲『うん。』


ﾕｳｼﾞ『お腹すいてないな？前行った……』


咲『何？なんで優しくするの？別にこんな女ほっとけば？』


ﾕｳｼﾞ『どーした？何かあったか？』


咲『優しくしないで。
私ﾕｳｼﾞ君の気持ちだって
わかるよ。もーいいよ！』

ﾕｳｼﾞ『咲！』



咲『ｳｯ………………』


咲
『やめてよ！
離してよ！
そんなキスいらない！
同情してんの？
やりたいだけでしょ？
やればいいじゃん！
好きなだけ！』



私は車からおりて、
走った。


もー嫌だ。

好きになるとか…

なりたくない。


ﾕｳｼﾞは
追いかけて来なかった。

わかってるから…

シホごめんね。

私無理だよ。

涙……

なんで？

私…何で泣くの？

家に帰って

枕に顔をつけて

おもいっきり

大声でないた。