直達は卒業式まで
学校来ない。

よかった。

会いたくない。


ﾕｳｼﾞ〜咲 Mail

『何でもMailも
無視するの？
もー会わないの？』




咲『はぁ………』


シホ『ﾕｳｼﾞ君？』


咲『うん。』


シホ『好きなの？』


咲『ﾕｳｼﾞ君が好きな訳ない！だってうちらﾅﾝﾊﾟされて回されたんだよ！そんな女好きになる訳ないじゃん』


シホ『違う〜咲がﾕｳｼﾞ君の事好きなの？』


咲『好きじゃない。
ＳＥＸだけ。向こうも同じ。それなのに優しくするからむかつくだけ。』


シホ『別に好きになってもいいんじゃない？』


咲『ならないよ』


シホ『咲…私昨日告られた！』


咲『誰にーー？』


シホ『孝之！』


咲『えーーーーー！
それで？？』


シホ『どー思う？どぉ？
私嫌じゃなかったから
色々話したの。回された話しとか結構遊んでた話し』

咲『言ったら嫌われる〜』

シホ『そんなの関係ないって。』


咲『そんな奴いるの？』


シホ『ねー良くない？』


咲『外見が釣り合いとれてないしでもシホが幸せならいいと思う！今も幸せな顔してるし優しい感じだしね〜浮気とかないんじゃない？それが１番』


シホ『咲がそー言ってくれるなら私付き合う！だから咲も素直になりなよ！』


咲『素直だよ。わからなくなるだけ。私、直君に言われた。お前が彼女じゃなくて良かったってね。』



シホ『こっちこそ良かったじゃん！そんな男！
咲もー直君はやめなよ！
会う度傷つく咲見たくないよ！ﾕｳｼﾞ君と会ってみなよ。気持ち確かめなよ』



咲『気が向いたらね
それより〜シホ頑張ってよ！あんたの幸せは１番嬉しいから。』


しほ『ありがとう。
私頑張るから』



咲『うん』




シホの幸せ……
嬉しい。


でも私シホいないと
淋しい……。