直達は飲み会の
準備をテキパキしてた。

直の部屋は二階で
家族全員今日は
いない。


直『俺作ったんだ〜』


直は自分で作った
炒飯とコンビニの惣菜と
ビール、ウイスキー、
酎ハイを出した。



咲『直君凄い〜』


直『咲俺の事見直した？』
咲『うん』


あの仲良かった日々が
蘇る。
今日はナニ？
彼女と別れたの？
聞きたい事が
溢れてきた。


相変わらず私は
お酒が苦手……

シホはガンガン飲んで
食べていた。

陽子ﾁｬﾝも私より
弱いのか顔を赤くしてた。

直が間接照明に切り替え
ＤＶＤを入れた。
リングだった。


シホ『古いよ〜』


陽子『私恐いの無理…』


修『陽子俺がいるから大丈夫だよ！』


修は腰に手を回してた。
陽子は酔ってるせいか
もたれかかってた。


孝之はシホの隣に
寄って行った。


私の隣には直がきた。


直『咲恐い？』


咲『恐くない。』


直は手を握った。


咲『ねー変な事に
ならないでしょうね！
陽子ﾁｬﾝだって
嫌がるから修君に
止めるように言ってよ！』

咲は小声で言った。


直『わかってる！』


孝之はシホの
腰に手を回したけど
振り払われていた。


修『腹減ったから
買い物いかないか？』


急に直と孝之に
言った。


三人は私達をおいて
買い物へ行った。


シホ『孝之って奴触って
こようとする！』


陽子『大丈夫だよ〜』


陽子はビールを
飲み干した。
すっかり酔ってる。


咲『陽子ﾁｬﾝ〜修君は手が早いから酔ってた危ないよ！』


皆が帰ってきた。
ウイスキーの水割りばかり買ってきた。



シホ『私まで酔っちゃうよ〜』


咲『私は無理………』


陽子はもー半分
寝ていた。


修『王様ゲームとか
しない？』


直『咲嫌がるから止めて
下さいよ〜』


珍しく咲をかばう。
ＤＶＤは
リングしかないのか
又始めから流れてた。



陽子『私恐くないもーん』

陽子は完全に
狂っていた。


シホも珍しく
ボーーッとしてた。


私も
もーｸﾗｸﾗだった。