あれから
一週間位たったかな…

直は朝も、帰りも私と
同じ電車で帰る事は
なかった。

は繋がらない事が
多くて、Mailは無視。

ｼﾎ『はっきりさせたら？
絶対女いるから！
ｱｲﾂらおかしいよ！
普通彼女とのＨ先輩に
見せる？！迷ってるの？』

咲『……………』

くだらないね私って女は。
Mail

咲〜直
『明日話しある。一緒に帰ろう。』

その日は普通に無視。


〜次の日 学校で〜

昼休み直がきた。

直『話しって何？』

咲『今？帰りに話そう』

直『帰りとか無理』

咲『Mail見なかった？』

直『見たけど無理。』

咲『返事くれればいいじゃん！明日でもいいけど』

直『明日とかじゃなくてさ………』

咲『何が言いたい訳？』

教室がシーンとした。

咲『あっち行こう』

教室からずーっと先の
いつか直のｵﾁﾝﾁﾝを
しゃぶった場所にきた。

胸がｷｭｰﾝとした。
仲良かった記憶が
蘇る……。苦しいよ

咲『別れよう。直君もそーしたかったんでしょ？』


直『別に。』

咲『じゃ又前みたいになれる？』


こんな奴でも

悲しかった。

辛かった。

何でも初めて。

色んな事した。

喧嘩もした。

腹も立った。

でも本当に誰よりも
愛してた。

別れなんて考えなかった。
疑うなんて出来なかった。
倦怠期だと思ってた。

結婚するって信じてた。

辛い時、助けてくれた。

迷った時道を教えてくれた。


苦しい時話しを聞いてくれた。

我慢してた涙が出た。

直『泣くなよ』

咲『別れるつもりだったんでしょって』

直『お前がそーしたいなら別れよ』


咲『じゃ嫌だ。』

直『さっき言ったじゃん』
咲『気持ちなんか私にないじゃん！飲み会だってＨ人に見せて』


直『咲だって喜んでただろ！そんな事付き合ってれば誰でもあるだろ』

咲『ないよ！普通ない…』
私は泣きまくった。

話しにならない…
ただからかわれてる。


直『別れるって事で。じゃーな』

私はただ座って泣いた。

この日の帰り

直と他の学校の女子が

手を繋いであるいてた。